手術の翌日から
友人たち、編集者さんたちが
次々とお見舞いにきてくださって
退屈する間もなく
あっという間に日々が過ぎていき
ようやく
抗生物質点滴が終了する日が来ました。
留置されていた抹消静脈留置針(で、いいのかな?)
を抜いてもらったときは
もう、
やった~!!
と叫びたくなるくらいの解放感でした。
でも、ですね
抜いてもらった留置針を見て
「えっ?!!!」
と、驚いたのです。
点滴の留置処置をされたことがある人は
多分、看護師さんから
「もう針は入ってませんから大丈夫ですよ。
細いプラスチックの管みたいなのが入っているだけですから」
と、言われたこと
あるのでは、と思いますが
「プラスチックの管」って
みなさん、どういうものを想像します?
私はごく細いストローみたいなのが
入っているような気がしていました。
だって
いかにも「針が入ってるぞ」
という感じに
射されている皮膚はちょっとくぼんでますし。
だから
寝返りをうつときも
さわらないように
気をつけていましたし
いつもは忘れているのに
何かの拍子に
ああ、痛いな、嫌だな、早く抜いてくれないかな
と感じることがありました。
でも、ですね
実際に自分の腕から抜かれたモノを見て
びっくり。
へにゃ~っとした
なんというか
本当に柔らかいへにゃへにゃの
ごくごく短くて細い物体なんです。
妙な喩ですが
茹でたほうれん草の筋みたい(笑)
細くて短い筋
え? 入ってたのって、コレ?
私はもっと、固い物体をイメージしてたよ(^^;
こういうものだと最初から知っていたら
あそこまで過度に
点滴刺さっている場所に触れないように
なんて、心配しなかったのに。
「もう、かなり前から、
全国の病院で、コレですね」
と、看護師さん、おっしゃっていましたが
予め
サンプルを患者に見せてくれたら
随分と恐怖や不安が減るのでは、と思いました。
とはいえ
ご存じのように
血管の太さや
皮膚からの深さ
逃げやすい血管かどうか
など、
血管の状態は人それぞれですし
看護師さんの腕もそれぞれ
点滴いてぇ!
ということは
やはり、あるとは思いますが~(^^;