ドラマが大好きで良く観ている
という方は先刻ご承知のことかもしれませんが
私の場合は
ドラマ『精霊の守り人』の制作現場を見せていただくことで
初めて知った、ということがたくさんありました。
そんなことを
少しずつブログに書いてみますね。
まずは、演出家のこと。
ドラマ『精霊の守り人』をずっと見てくださっている方で
なんとなく
最終章の雰囲気が
第一シーズンに似ているような?
と、思った方、おられますか?
その方は、鋭いです。
というのは
第一シーズンと最終章は
メインの演出家が同じで
片岡敬司さんなのです。
『天地人』などを演出した片岡さんと
『坂の上の雲』などの演出陣のおひとりだった
一色隆司さん
そして、『シン・ゴジラ』の樋口真嗣さんが
最終章の各話を分担して演出をしてくださっています。
第二シーズン「悲しき破壊神」の
メインの演出家は加藤拓さんで
主に、『神の守り人』関連の部分を演出しておられました。
加藤さんは、『坂の上の雲』や『八重の桜』
最近では、『眩 北斎の娘』を演出しておられます。
彼の演出
私は、シャープで
ハードボイルドで
芸術的だな、と感じました。
彼の手にかかると
とても印象的な象徴性の高いドラマになりますね。
「悲しき破壊神」のチャグムパート
あの、瑞々しいチャグムの成長ドラマは
中島由貴さんの演出
彼女は『アシガール』も演出しておられます。
こちらも、若いふたりの瑞々しさが光っていますよね。
そして
赤目のユザンが登場する
ハチャメチャで面白い回などは
西村武五郎さんが演出を担当
彼は「あまちゃん」や「梅ちゃん先生」の
演出もしておられました。
こうやって演出家と
彼らがつくった作品を並べてみると
ああ、なるほどね~!
と、楽しくなる方もおられるのでは、と
思います。
最終章は
これまでに比べて
情動をじっくりと描き、
心の動きを見せるドラマになっているようです。
明日の第三回「ルイシャ贈り」から
『闇の守り人』が大好きで、大好きで、と
いつもおっしゃってくださっている
一色隆司さんの演出回が続きます。
ちなみに一色さんについては
この記事
「オンリーワンの演出家をめざして」
が、とても面白くて
彼がどういう方かを知ることができる
良い記事だなぁ、と思いました。
初登場の一色さん
さて、どういう演出をされるか
いまから楽しみで仕方がありません。
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■NHK大河ファンタジー 「精霊の守り人」公式サイト
【次回予告】
第3回「ルイシャ贈り」
2017年12月9日(土)
午後9時00分から9時58分
2017年12月16日(土)
午前0時55分から1時53分[金曜深夜](再放送)