新シーズンのバルサのことを書こうと思ったのですが
考えてみると
まだ、どなたも新シーズンをご覧になっていないうちに
ドラマのお話を書き過ぎると
楽しみが減ってしまうかも、と、気づき
試写会の興奮のままに書いてしまうのは、
ちと、アカンな、と、反省しました。
こういうのが
ブログの良いところですね。
作品の場合は
エッセーのような小文でも
いったん公にしてから方向転換なんてできませんから。
それに
今年最後のブログ(といっても、まだ二回目だけど)に
ふさわしい話題があってたすかりました。
『蒼路の旅人』でチャグムが食べた餅菓子
チャズを取り上げていただいた
『グレーテルのかまど』が放送されましたので
その裏話(?)を書いてみますね。
チャズ、本当に美味しかったのです。
噛むと、ジュワっと果汁があふれ出て
角砂糖の名残の歯ざわりが
ジャリジャリっとするのも快感で。
でも、角砂糖と聞いて想像するより
甘さは強くなく
みかんとの相性が信じられないくらいに良くて。
チャズ/サズを書いたとき
私の頭の中に浮かんでいたのは
お大福のように、少し表面に粉がふってあって
べたつかない感じだったのですが
「粉をふってしまうと
笹の殺菌効果が薄れてしまうので
粉は使いませんでした」
と、教えていただき
ひゃあ、それは知らなかった! と大反省しました。
港町の市場で売っていたチャズを食べて
チャグムたちがお腹を壊さなくて良かったなぁ。
私たちが生きている世界でも
お茶が、chaに近い呼び名で広がっている地域と
Teaに近い呼び名で広がっている地域があるように
南の大陸のヨゴ皇国から
北の大陸に移住して新ヨゴ皇国がつくられ
そこで暮らし始めたヨゴ人が愛している餅菓子も
人々の旅路とともに変化していき
場所によって名前がチャズだったり、サズだったり。
書いていたときは
とくに、言葉の変化を書こうと思ったわけではないのですが
職業柄か
つい、そういうことが、ふっと頭に浮かんで
あの場面でチャグムくんは
故郷で食べていた餅菓子とは
微妙に名前が違う餅菓子を食べたのでありました。
『グレーテルのかまど』は
もともと大好きな番組なのです。
ヘンゼル瀬戸くんと、緑子かまどさんのやりとりが
本当に絶妙で、
しかも、取り上げられるお菓子が美味しそう!
母も大好きな番組でしたから
母の病がわかって
実家で介護しながら、一緒に暮らし始めてからは
母がしっかり予約録画していた『グレーテルのかまど』を
ふたりで観ていました。
『精霊の守り人』のお菓子を
取り上げていただけることになったときは
家族で大喜びしました。
残念ながら母に本放送を見せてあげられませんでしたが
試食用に作っていただいたチャズを実家に持ち帰って、
母に食べさせてあげることはできました。
暑い時期だったので
免疫力が落ちている母がお腹を壊したら大変、と思って
冷蔵庫に入れてしまったのが大失敗で
果汁がジュワっとあふれ出るはずが
餅菓子の中に入っていた角砂糖が冷やされて
しっかり、角砂糖に戻ってしまい(^^;
「なんだか、ジャリジャリするお菓子だね」と言われてしまいました。
それでも美味しかったのですけど
チャズ、くれぐれも冷蔵庫で冷やさないでくださいね~。
というわけで
食べ物の失敗談で締めくくるところが
私らしいかな。
昨年は
紅白歌合戦の審査員をさせていただいて
大忙しの年末でしたが
今年は静かな年越しです。
お天気も良くて
穏やかな年末年始のようですね。
みなさん、どうか、良いお年をお迎えくださいね~!
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