去年の11月から
ジュンク堂池袋店で作家書店をやっております。
店長さんしています。
でも、ほとんどお店に現れない
ダメ店長です(^^;
そのダメ店長が
ちゃんと出勤するのが、イベントの日でございまして
だいたい、月一回のペースで
あと数回出勤する予定です。
記念すべき第一回目のイベントは
西加奈子さんとのトークセッションでした。
西さん、大好きなんです。
真直ぐで、かわいくて、他の誰にも真似できない言葉を使う方で。
河合隼雄物語賞の選考を
小川洋子さんと宮部みゆきさんと
三人で、させていただいていたのですが
その第一回目の物語賞を選考したとき
あっという間に、三人の意見が一致して
西さんの『ふくわらい』に決まり
そのご縁で、初めてお目にかかって
その魅力に
これまた、あっという間に、やられちゃいまして(笑)
今回のトークセッション
「ウシ型作家×アホウドリ型作家」
というタイトル以外
実は、ふたりとも、ま~ったく準備せずに
トークセッション開始、という合図と同時に
いきなり話し始めたのですが
西さんのトークが
面白くて、面白くて。
私の場合
物語は、本当に、向こうから勝手にやって来る、という感じなので
物語をおびき寄せるために
興味のある本を読んだり、海外のテレビドラマや映画を見たりすることに
長い、長い時間を費やします。
いったん物語が頭に浮かんで
しかも、それが本当に、芽吹く命をもった物語であったなら
そこから先は意外に速く、遠くまで飛んでいけるのですが
なにしろ、書き始めるまでの助走が
とんでもなく長いのです(^^;
そういう意味で、私はアホウドリ型や~、と、西さんに言ったら
そんなら私はウシ型です~、と。
いや、ほんと、ウシさんでござった。
それも、鼻息荒く突進してくるウシさん(笑)
あの可愛い、キラキラした眼差しで見つめられて
突進されたら、
アホウドリは、大汗をかきつつ、バタバタ逃げるしかありません(^^;
物語について、シン・ゴジラについて(?)
良心と、幸せと、あちら側へぶっ飛んでいく方が芸術としては正しいのか
など、
突進するウシさんと、追われて走るアホウドリは
あちらこちらの話題へと暴走を繰り返し
あっという間に1時間半、しゃべりまくったのでありました。
疲れた~!
けど、猛烈に、面白かった~!
西さん、ほんとに、ありがとでした(^^)/
そして、聞きにいらしてくださった皆さん、ありがとうございました~!!
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