いよいよ手術のお話になりますが
その前に、ひとつだけ。
私の手術では
一般的に使われている局部麻酔の
キシロカインは使われませんでした。
キシロカインって
あの、歯医者さんで抜歯するときなどに使われる
強い麻酔薬です。
あれを注射されると
しばらく、押されているような鈍い感じ以外
なにも感じなくなりますよね。
ですから、
これから黄斑上膜の手術をされる方で
キシロカインアレルギーがない方は
麻酔の注射を最初に射すとき以外
(これだって、我慢できないような痛さじゃないです)
ほとんど痛くない、と思います。
だから、安心してください。
私は
もしかしたら、キシロカインにアレルギーがあるかも?
という疑念が払拭できなかったので
安全のために
キシロカインを使わず
それより、やや弱い麻酔を使ったのだそうです。
なので......かなり、痛かったです(^^;
でもね
大丈夫ですよ。
私は痛みに弱いビビリですが
それでも、耐えられないような痛みじゃありませんでした。
なんとかなるもんです。
「これだけ凄いことされていると
今夜は眠れないくらい痛いんだろうなぁ」
と、術中、しきりに思っていましたが
そんなこともなく
術後は
マックスの痛みを10とすれば
4か3ぐらいで
痛みで眠れないというような
鋭い痛みはまったくありませんでした。
手術室は感染症予防のために
かなり寒いです。
寒いだろうな~と思っていたので
私はふくらはぎから足の先まで
温めてくれる
ゆるゆるソックスを
パジャマのズボンの下に履いていきました。
(ちなみに、締め付けるものが苦手なので
靴下は苦手ゆえ、つま先は出ているヤツでしたが 笑)
左の腕には点滴
指にはパルスオキシメーター
「サチュレーション(血中酸素飽和度)、どのくらいですか?」
と尋ねると
「いま、98ありますね」
とのこと。
右腕には血圧計
血圧は、後で尋ねたところ
マックスのときは140ぐらいだったそうで
日頃は109くらいしかないのに
やっぱりビビッてたんだ~と
思ったり(笑)
私は仰向けで長時間寝ていると
腰が痛くなってくるもので
それが不安でしたが
同じ心配している方
大丈夫です。
それどころじゃないですから(笑)
腰痛を感じる暇なんぞ、ありませんでした。
次の(6)からは、手術の描写をしますので
苦手な方はとばしてくださいね。