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黄斑上膜の手術体験記(11) 術後です

手術が無事終わった、と感じたとたん
全身の緊張がほどけて
ベッドに寝たままで
手術室から病室へと運ばれる間
しばし、腑抜け状態でありました。

付き添ってくれていた家族や
従姉、秘書さんの話によると
顔に血の気がなかったようで
紙のように白かった、とのこと。

でも
ベッドごと病室に入り
ゆっくり上半身を起こせるようになると
猛烈にお腹が空いてきて
看護師さんに
「お昼いただけますか~?」
と、お願いしたら
がっつり出てきましたお昼!

チーズ入りのオムライス
ど~ん!

美味しかったのですが
少ししか食べられませんでした。
でも
胃に食べ物が入ると
かなり復活(^^)
顔色も戻ってきました。

眼の痛みは
手術中
10段階で5から6ぐらいでしたが
その頃には、もう
3か4ぐらいで
しばらく眠ると
夕飯はちゃんと座って食べられました。

この手術を日帰りでやっている所もあるそうですが
日帰りできる患者さん、タフですね~。

私なら、あの手術のあと
歩いて、電車に乗って帰るなんて
ムリっす(^^;

まあ
やって出来ないことはなかったでしょうが
かなりの無理をすることになったでしょう。

なるべく目を使わない方が
治りが早いとのことで
この日ばかりは
大人しく目をつぶり
放送大学の授業を聞きながら
うとうとしていました。

不思議なことに
大好きな音楽を聴いていると
少しつらくて
一定の、穏やかな口調で語られる
放送大学の授業が
聴いていてストレスがなくて
楽だったのです。

その夜は寝返り不可

術眼は
ほとんど痛まなかったのですけれど
上半身の角度を少し上げた形で寝たので
腰が痛くて
一時間おきぐらいに
腰と足だけ
くね、くね、と動かしては
「うお~腰イタ~」と
ぼやいていました。

傍から見たら
笑っちゃうような悶え方だったと思いますが
当事者にしてみれば
けっこうきつくて
眠りも浅く
まあ、手術したんだからしょうがねっす~
と思いながら過ごした
長い一夜でございました。

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