『The Beast Player』が米GLLIの翻訳YA書籍賞を受賞しました
『獣の奏者』の英語翻訳版『The Beast Player』が、
アメリカGLLI(Global Literature in Libraries Initiative)の
「翻訳ヤングアダルト書籍賞 (2020 Translated YA Book Prize)」を受賞しました。
"『獣の奏者』は、従来のYA小説によく登場する要素
―孤児や学校、魔法の獣、派閥間の争いなど―を用いているにもかかわらず、
まったく新鮮で予想外のものを、それ自体が見事に発達した世界の中に生み出している
(GLLIプレスリリースより)"
■GLLI公式サイト 2020 GLLI Translated YA Book Prize受賞作紹介ページ
我孫子市名誉市民に選ばれました
上橋菜穂子が、千葉県我孫子市の名誉市民に選ばれました。
同市の市制施行50周年を記念し、プロゴルファーの青木功さんと共に
名誉市民となることが決まりました。
我孫子市の公式サイトに、名誉市民の決定を受けた
上橋のメッセージを掲載いただいています。
『The Beast Player』が米Kirkus Reviews誌の「The Best Books of 2019」に!
『獣の奏者』の英語翻訳版『The Beast Player』が、
アメリカで1933年から続いている権威ある書評誌、
Kirkus Reviewsの「The Best Books of 2019」の1冊に選ばれました。
「Best YA Fantasy and Science Fiction」
(ヤングアダルト向けファンタジー&サイエンス・フィクション部門)
での受賞となります。
■Kirkus Reviews公式サイト-The Best YA Fantasy and Science Fiction of 2019-The Beast Player
『The Beast Player』米国プリンツ賞オナー、バチェルダー賞オナーをW受賞!
『獣の奏者』の英語翻訳版
『The Beast Player』(Holt/Goldwin社)が
アメリカでプリンツ賞(The Michael L. Printz Award)、
バチェルダー賞(The Mildred L. Batchelder Award)の二つの賞のオナーを受賞しました。
プリンツ賞は、アメリカ図書館協会(ALA)のヤングアダルト部門(YALSA)による賞で、
翻訳本に限定せず、一年間に米国で出版されたすべてのヤングアダルト作品から
もっともすぐれた作品に与えられる賞です。
今回はこのプリンツ賞のオナーを、日本人としては初めて受賞しました。
また、バチェルダー賞は、同じくALAによって
一年間に米国で翻訳出版された児童文学の中から選ばれ、
上橋作品は、これまで英語版『精霊の守り人』が2009年にバチェルダー賞受賞、
英語版『闇の守り人』が2010年にバチェルダー賞オナーを受賞しています。
■アメリカ図書館協会(ALA)公式サイト プリンツ賞紹介ページ