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サラメシ! 守り人メシ! 吉富さん、ありがとうございます!

サラメシ、大好きなんです。

仕事の関係上、リアルタイムでは見られないのだけど

録画しておいて、食事をしながら見て楽しんでいます。

今回は、『精霊の守り人』のサラメシとのことで

とくに楽しみにしていました。

 

『グレーテルのかまど』や『サラメシ』に

自分が書いた物語を取り上げてもらえるなんて

夢のようです。

 

ドラマなどで使う料理を作る方、消え物係というのですね。

消え物係の吉富さんが、指先を赤くしながら黙々と

100個以上のジャガイモを洗って、剥いて、

茹でておられる場面から、見入ってしまいました。

 

あ、ロッソか! ああいう形状になるのか!

私のイメージよりやや長いけど

でも、あの方が食べやすそうだし

なにより、美味しそう!

 

実際に食べた板垣瑞生チャグムくんが

美味しかった! と、完食していましたものね。

 

本当に美味しい料理を

一瞬写るだけの映像のために、早朝から延々作る......。

 

吉富さん、どうもありがとうございます。

このブログをお読みになることはないかもしれないけど

本当に、ありがとうございます。

 

吉富さんと同じように

あのドラマの世界を作り上げている皆さんにも

(まだ、早いかもしれないけど)

でも、ありがとうございます、を、言いたくなりました。

 

最初に、スタジオに伺ったとき

ものすごく、たくさんの方々が、様々な仕事をしておられて

びっくりしたのです。

 

ロウソクの灯を整える方

小物に色彩をつける方

温度調整から、光の加減を整える方

わずかでも気になることがあれば

駆け寄って調整しつづける人たちの姿を見て

こういう、実際のドラマの中では、ほんの一瞬しか映らない

あるいは、映ることすらない背景にも

隅々まで神経を張り巡らせて

仕事をしてくださっている人たちがいるからこそ

ひとつのドラマに命が宿るのだ、と思いました。

 

ドラマに思わず見入ってしまって

観終わって

後で思い返したとき

画面に映っているだけの世界ではなく

その向こうに、本当に別の世界があるような感覚が残るのは

たくさんの人たちの、真剣な努力のお陰

 

異世界を紡いでいくとき

私も、実際の文章にはならない、無辺の世界を

その世界の過去も心に浮かべながら書いていきます。

作者がそこで生きていなかったら

読者もそこでは生きられない

物語も、生きていないので。

 

だから、食べ物の描写は本当に大切にしています。

......ま、食べるのが好きだから、というのもありますが。

子どもの頃から大好きで

繰り返し読んでいる物語って、どれも食べ物が美味しそうだし(笑)

 

それにしても

綾瀬さん、がっつり食べてましたね~

あの量を食べて、あの細身の体形って

役者さんって、やはり、とんでもなく活動量が多いんですね。

バルサ役は特に、かもしれませんが(笑)

 

最終シーズンは

『闇の守り人』と『天と地の守り人』なので

サラメシで映っていたのは

カンバル王国の市場(ラッサル)でしたね。

 

しかし、あれですね

カンバル人らしくモコモコの衣装を着た方々が

鮨詰め状態でエレベーターに乗っている図って、かなり面白い(^^;

タンメンは美味しそうだったけど

エキストラさんのお仕事は、大変なんですよね。

 

ヒッチコックみたいに

どこかのシーンで出してもらったら? と、

編集者さんにそそのかされましたが

エキストラさんの大変さを見ていると

やれる自信、ありません。

 

寒いのも、暑いのも、

気が短いんで、長い待ち時間も苦手だし

松田悟志さんが

まず、粉まみれにされるんですよ~と、おっしゃっていたし

粉ふきイモが、ころん、と転がっている感じになるのも寂しいので(笑)

やめとこ~と思っております。

 

サラメシ、見逃した方は

2月2日 午後0時20分から

再放送が、ありますよ~。

 

 

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サラメシホームページ

  

■NHK大河ファンタジー 「精霊の守り人」公式サイト

総合 毎週土曜 午後9時から9時58分

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